道子・清隆先生  
                
2025.03

     絵手紙の講師                                             鈴木 道子先生
 神津教会(大阪)のご近所の方で、教会長先生の絵手紙やお花の絵を見て(神津教会に御所教会 鈴木輝雄教会長の絵手紙が展示してある)、「地域の社会福祉会館で催されている絵手紙教室の講師をして下さいませんか?」と言って来られました。
 この絵手紙教室はずい分前からあって、参加されている約10名の皆さんはベテランなのですが、新しい風をということで依頼されました。一ヶ月4回の教室のうち、1回だけ講師というよりも、一緒に参加させていただくという感じで、お引き受けしました。
 昨年よりの参加ですが、ちょっと変わった絵の具の塗り方とか、クリスマスカードや版画で作る年賀状など、楽しい作品に挑戦して、次のプログラムを考えているようです。「輝雄先生は、小さい頃から、絵を描くのが好きやったねぇ、小学校の頃、展覧会によく入選してたよなぁ」と、幼なじみの信者さんが、教えてくださいました。
 78歳にして、集大成なのかと思います。



     親ご先祖
                              鈴木 清隆先生
  3月を迎え、まだ寒さを感じますが季節は春ですね。この月には、春の霊祭が仕えられます。霊様とは我々の親ご先祖様のことですね。
 教会では、日々に「親ご先祖様を大切にさせて頂きましょう」とお話させて頂きますのは、我われは親ご先祖様無くしては存在せぬからです。信心における教導では、「親ご先祖様がご信心なされたのであるから、子孫たちもその信心を受けていかねばならない。もっと信心させていただかなければあきません」。などと教え諭すところもありますが、たぶんにそれは理想の教導とは申せないのかもしれませんね。
 申しましたように、親ご先祖様無くしては存在せぬ我われであり、また我われ信奉者は日々に教会へ参り、ご祈念をあげ、御取次を頂き、それぞれに神様のおかげを頂いておるわけです。そのおかげは親ご先祖様からのご恩を受けてのこと、お働きを受けてのこと、ここのところも我われは分からせて頂きましたら、有難いままに信心を受けさせて頂くことが出来るということでしょうね。
 神様は『信心は親に孝行するも同じこと』と教え下さいました。この霊祭に皆様揃ってご参拝を霊様は心から願われておられます。それでは今月も皆様の日々の立ち行きを祈念させて頂きます。