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神様のおさしむけ
鈴木 道子先生
教会長先生が子どもの頃から親しくして頂いているお宅に、お盆のお参りを兼ね て訪ねました。コロナの前からだから何年ぶりでしょう
ご祈念済まさせて頂いて、話はじめた時、この方が突然「首が痛い。いや、身体中が痛い」と床に寝転がって、「痛い、痛い」の連続で、さすろうとすると、触っただけでも痛いらしく、手のつけようもありません。すぐ娘さんに電話をすると、娘さん親子は「コロナにかかり、やっと熱がひいたところで行けません。救急車をお願いします」と言われます。
この方はひとり暮らしで、86歳で心臓のバイパス手術や頸椎の治療もしておられるので、ケアマネジャーとも連絡をとって、教会長先生が救急車??を頼みました。救急車には私が乗って、先生は車で追いかけてくれました。
循環器センターに運ばれました。 痛み止めで 少しらくになり、レントゲン検査で背骨が骨折していることがわかりました。ここは循環器専門だからと、整形の病 院に転院です。また、救急車??に乗りました 。次の病院の先生は、「背骨の骨折は古いもので年とると自然に折れて痛まないこともある。肝臓の数値が高いので、胆石で痛んだのかも?でも、流れ出たのかも?」という説明!結局何もわからないままでの数日間の入院でした。
本人はもちろん娘さんも「よくぞその時来て居て下さっていたことです。不思議です。一人だったらどうなっていたか。ありがたいです」と言われました。
私達は「これこそ神様のおさしむけだったんだなぁ」とわかりました。

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