道子・清隆先生                 
2024.02

  地   震                                                                 鈴木 道子先生

  元日祭 お天気に恵まれ無事仕えさせていただき、午後からの参拝の方もお帰りになり、私は台所の方へ行きました。「あれ!めまいすると一瞬思ったのですが、あっ違う、地震だ!」と解ったら、台所のガラス障子がガチャガチャ響き、どうしようと思った時、揺れが止まりました。先生は別の部屋にいて、「気がつかなかった」と言います。テレビを見て能登半島地震と解りました。
 金沢の尾山教会の久田先生がラインで様子を知らせて下さり、輪島教会が倒壊し、先生方家族は無事で避難所におられることがわかりました。七尾教会は高齢の女性の先生おひとりなので、灯油や水や食品を届けて下さったそうです。久田先生が親切にして下さって私も感謝しました。
 そして、29年前の阪神淡路大震災の神戸を思いだしました。駒ヶ林教会が全壊した時、教会長であった母は70才でした。私の絶望感のひどい中(教会全壊)、母は気丈に、信者さんのことはもちろん、ご近所の方々のお世話にも、ヘルメットを腰に下げて、あちこち走り回っていました。そして、何度も何度も、「ご祈念してね!ご祈念よろしく」と言っていました。そのことをはっと思い出しました。そうだった 「私の足りないところだ!」と思いました。今こそ、しっかりご祈念させていただきたいと、願っています。



                     

  神様を離すな
                               鈴木 清隆先生

 
 令和6年も2月を迎え、日々の寒さと合わせて、元日に起こりました能登半島地震もあり、それぞれに心と体が冷えております。
 被災地には本当にこれからの復興を願うばかりです。我われもこういうご時節だからこそ神様を離さないように、日々を大切に生きていかなければなりません。
 この月の初めに一層思わせて頂いております。